初めてのエフェクター

エレキギターを1~2年やっていると、エフェクターが欲しくなる場合があります。その時にどんなエフェクターを買うか?ここが意外と難しい問題です。

漠然とエフェクターといっても多種多様です。オーバードライブ、ディストーション、ファズ、ワウ、コーラス、ディレイ、フェイザー・・・あげればキリがありません。どのエフェクターが自分に今必要なのか?初心者の方には、難しいでしょう。

ざっくりわけると、一つのエフェクターに一つの機能を持たせたものをコンパクトエフェクター、一つの中にいろいろなエフェクターが入っているものを、マルチエフェクターと呼びます。

一般的に初めて買うときはマルチが良い、といわれています。とりあえず、いろんなものが入っていれば、困ることはないだろう、と。しかし、そこが意外と落とし穴である場合もあります。

現在、デジタルテクノロジーの発達により、マルチエフェクターの機能、音質は私がギターを弾き始めたころにくらべると、飛躍的に進歩しています。昔のマルチエフェクターと比べて一番変わったと思うところが、「アンプシミュレーター」が標準的に搭載されているとこです。

今は、PCによるデジタルレコーディングが全盛なので、マルチをPCにつなげば完結できるように、作られています。その際に、必要なのが「アンプシミュレーター」です。

その名の通りアンプの機能をシミュレートしたものなのですが、エフェクター内でのネーミングが商品名や具体的メーカー名で表記されてないことも、多々あります。説明書を読んでも「カリフォルニアで生まれたお化けアンプ」とか「ブリティッシュハイゲイン」とか実機を推測するためにはそれなりの知識が必要となってきます。

また、そのアンプの実機がどんな特徴を持っているか。ある程度知識と経験がないとわかりません。この辺が、初心者の方に余計にわかりづらさを与えている気がします。

また、プリセットといって予めエフェクターのセットをプログラムする機能もありますが、これもどんな局面で使うかはっきりしない初心者の方には使いこなすのが難しいかと思います。

ただ、マルチでいろいろなエフェクターやアンプの特徴を覚えることができるのはメリットかと思います。いったん使い方を覚えてしまえば、長い間使うことができるはずです。

ちなみに私が最初に買ったエフェクターは、DOD250というオーバードライブでした。好きなミュージシャンが使っていたからという理由で購入しましたが、結局5年位はこれ一つしかエフェクターを使ってませんでした。BOSSのME-50(だったかな?)というマルチも持っていましたが、結局あまり使いませんでした・・・。必要に迫られ一つまた一つと増え、最終的に泥沼のエフェクター地獄?へと落ちていくのですが、それはまた別の機会に・・・。

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